品川シティ.EXE、2025年最初のFIBAチャレンジャーで優勝!

3×3.EXEスーパー・プレミアファイナルでの活躍を経て、品川シティ.EXE(旧称:アルファーズ.EXE)は、FIBA 2025 ワールドツアーを力強くスタート。中国・保定で開催されたチャレンジャー大会で見事優勝を飾り、フランス・マルセイユで行われるワールドツアー「マスターズ」の出場権を獲得しました。

この大会は、2025年FIBA 3×3シーズンの公式初戦。昨年のワールドツアー覇者・アムステルダム(オランダ)、マイアミ(アメリカ)、リマン(セルビア)、崇明(中国)など、世界屈指の強豪が招待され、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。


圧巻のデビュー戦

この大会で新加入したセルビア人フォワード、ドゥシャン・サマルジッチが初戦から存在感を発揮。秦皇島戦ではゲームハイとなる8得点4リバウンドを記録し、2本のロングシュートを沈めて試合を一気に支配。品川は21-11の快勝で大会をスタートしました。

修正済みの段落:
続くグループステージ第2戦の相手は、昨年のワールドツアー王者・アムステルダム。残り3分で12-10とリードしていたものの、ファウルトラブルから流れを失い、4本連続でフリースローを許す展開に。終盤は品川が無得点に抑えられる苦しい時間が続き、サマルジッチがロングシュートで1点差に迫ったものの、ブライアン・アルバーツの決定的な2ポイントで試合は決しました。品川シティ.EXEは16-18で惜敗し、グループ2位で決勝トーナメント進出となりました。


2日目:真価を発揮

準々決勝の相手は、東京五輪金メダリストのディメオ・ファン・デル・ホルスト擁するユトレヒト(オランダ)。スズキ・ハヤテ(8得点、3リバウンド)とヤン・デムサル(7得点、5リバウンド)のコンビが終始躍動し、試合は拮抗。試合終盤、ディメオへのダブルチームでターンオーバーを誘発し、延長戦へ突入しました。延長ではデムサルが値千金のレイアップを決め、アジアカップでの冷静さそのままに、小澤亮がフリースローで勝負を決めました(18-16 OT)。

準決勝の相手は、3×3.EXEスーパー・プレミアでブロック王に輝いたアンドリュー・ケリー率いるマイアミ。序盤は6-6と互角の展開でしたが、ここでスズキが個人4連続得点で流れを変えると、小澤が5連続得点で一気に突き放し、17-13とリード。終盤も堅実なチームバスケットで締めくくり、21-16で決勝進出を決めました。

決勝戦セクション

すでにマルセイユ・マスターズ出場を決めていた品川シティ.EXEは、「ここまで勝ち上がってきたのは偶然ではない」と証明するべく、決勝の舞台に立ちました。対戦相手は、FIBAワールドツアー常連の強豪セルビア代表・リマン。試合序盤からその力を見せつけ、立て続けに2本のダブルスコアを沈め、開始4分で10-6とリードを奪いました。

しかし、品川は簡単には引き下がりません。

直後のプレーで、小澤亮がピック&ロールを完璧に展開し、“スロベニアン・スレッジハンマー”ことヤン・デムサルがゴール下で豪快なワンハンドダンク。さらに、タフなステップバック2ポイントも沈め、試合の流れを一気に引き寄せます。

残り2分、スコアは15-15の同点。ここでドゥシャン・サマルジッチがポストで有利なマッチアップを得て、ディフェンダーを抜き去ると、背後から掴まれてアンスポーツマンライクファウルが宣告。これにより品川はフリースロー2本と、リマンのファウルトラブルを誘発しました。

その後、残り1分強の場面で小澤亮が大きな2ポイントシュートを決めて18-16とリード。しかしリマンも譲らず、ミルティノヴィッチがスクリーンを利用してフリーになり、同点の18-18に追いつきます。再び小澤がクラッチタイムに2ポイントを沈め、20-18とリードするも、ステヴァノヴィッチがすかさず応酬し、20-20のサドンデスに突入。

そして試合を決めたのは、鈴木隼。相手のターンオーバーを誘発し、直後にファウルを受けてフリースロー2本を獲得。1本目を冷静に沈め、21-20で勝利を決定づけました。品川シティ.EXEは、2025年最初のFIBAチャレンジャーを制し、マルセイユ・マスターズ出場権を確保。世界に向けて、その実力を強く印象づける大会となりました。

2025年注目のチームへ

世界屈指の強豪を相手に、品川シティ.EXEはその実力と結束力を証明。ワールドツアー・マルセイユ大会出場を決め、2025年シーズンの台風の目として注目を集めています。

主な個人成績:

  • 小澤亮 – 平均3.8得点、1.8アシスト
  • 鈴木隼 – 平均4.8得点、2.0リバウンド
  • ドゥシャン・サマルジッチ – 平均5.4得点、4.8リバウンド
  • ヤン・デムサル – 平均5.4得点、5.4リバウンド

“スロベニアン・スレッジハンマー”、MVP受賞

全4試合を通して安定した活躍とリーダーシップを見せたスロベニア出身のフォワード、”スロベニアン・スレッジハンマー”ことヤン・デムサルが今大会のMVPに選出されました。試合のスタートから最後のポゼッションまで、豪快なフィニッシュ、リバウンドでの支配力、そして堅実なディフェンスでチームをけん引。プレッシャーのかかる場面でも冷静さを失わず、品川シティ.EXEが保定大会を制するうえで欠かせない存在となりました。

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